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規定第8条の施行に関するガイドライン−代表チームでプレーする資格

プレーヤーの資格について検討していた作業部会は、規定第8条の施行に関するガイドラインを作成した。このガイドラインは、規定第8条の条項とともに読まれるべき補足説明である。

1. 規定第8条の原理/理念とは?

規定第8条の原理/理念は、一国のシニア、もしくは、そのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、または、シニアの7人制代表チームに選抜されたプレーヤーが、その選抜された協会の国との間に、純粋かつ密接な、信頼できる、また、確立された繋がりを有していることである。そのような国との繋がりこそが、協会間におけるエリートレベルの国際スポーツ競技の特性および文化を維持するのに必要なものである。協会同士の国際試合の品位を保つためには、本規定の資格基準の厳格な遵守が求められる。

2. ラグビー・ユニオンにおいて資格基準を定めるのは誰か?

一国のシニア、もしくは、そのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、または、シニアの7人制代表チームでプレーする資格を決定する基準は、引き続きIRBがこれを定める。国籍、および/または、プレーヤーがある特定の国のパスポートを保有していること自体は、プレーヤーが代表できる協会を判断する決定要因にはならない。本件は、IRBが定める資格基準によってのみ決定される。オリンピックの資格基準に関しては、「規定第8条の施行に関するガイドライン - オリンピック資格」を参照すること。

3. ラグビー・ユニオンにおける資格基準とは?

以下に基づく現行の規定8.1の資格基準が維持される:

(a) 当該国で出生していること、または

(b) 両親、祖父母の1人が当該国で出生していること、または、

(c) プレーする時点の直前の36ヶ月間継続して当該国を居住地としていたこと。居住地とは、プレーヤーが主たる恒久的な住居を置く場所または所在地をいい、居住者という用語も同様に解釈される。または、

(d) オリンピックイベントの参加に際しては、プレーヤーが代表になりたい協会/国の国籍を有していることがさらに求められる。

4. プレーヤーが2つの国で代表に選抜される資格を有している場合、複数の協会のシニア、もしくはそのすぐ下のシニアの15人制、または、シニアの7人制代表チームでプレーできるか?

2000年1月1日より前に他の協会でプレーした後、第2の協会の国に36ヶ月間継続して居住していたという要件を満たし、かつ、2000年1月1日よりも前にその第2の協会の代表に選ばれていた者以外は、できない。IRBが2000年1月1日より導入した(規定8.2に定められている)1つの協会のみで代表になれるルールが維持される。プレーヤーは、ラグビー・ユニオンにおいては、1ヶ国のみのシニア、もしくは、そのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、または、シニアの7人制代表チームでプレーすることができる。従って、これらのチームでプレーしたとみなされれば、規定8.1の条件のいずれか、または、複数に該当していても、他の協会の代表にはなれない。資格基準の規定の根底にある原理に従って、1協会のみで代表になれるルールは、国際的な競技の品位を維持するために策定されている。プレーヤーは、規定8.3または8.4に示された試合またはツアーに参加したことにより1つの協会に関与したことで、「ラグビーにおける国籍」が固定され、それを変更することはできない。

5. シニア、もしくは、そのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、または、シニアの7人制代表チームでプレーしたとみなされるのは、どういう場合か?

特に1つの協会のみで代表になれるルールが制定されたため、プレーヤーおよび各協会は、シニアの15人制代表チーム、もしくは、そのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、または、シニアの7人制代表チームでプレーしたとみなされるのはどういう場合なのかを理解しておくことが、非常に大切である。これらは、規定8.3および8.4に定められており、プレーヤーおよび協会は、常に規定8.3および8.4の条件すべてに留意するものとするが、概要としては、以下に記す状況が記されている:

15人制

(a) シニアの代表チーム、または、そのすぐ下のシニアの代表チームで、他の協会のシニアの15人制代表チーム、または、そのすぐ下のシニアの代表チームとの国際試合に参加したプレーヤー。

(b) 国際ツアーにおいて、協会のシニアの遠征スコッドのメンバーで編成されたチームで行った試合に参加したプレーヤー。ただし、その国際ツアーの日程にIRBが承認した国際試合が含まれていること。

(c) シニアの代表チーム、または、そのすぐ下のシニアの代表チームに選抜され、他の協会のIRBが承認する国際試合が含まれている国際ツアーの期間中にそのシニアの遠征スコッドから編成されたチームとの試合に参加したプレーヤー。

(d) 協会のシニアの遠征スコッドのメンバーとしてIRBが承認した国際ツアーの期間中に、他の協会のシニアの代表チームまたは、そのすぐ下のシニアの代表チームとの試合に参加したプレーヤー。

(e) シニア、または、そのすぐ下のシニアの代表チームで、IRBが承認した他の協会の国際ツアーに参加する代表のすぐ下のシニアの遠征スコッドから編成されたチームとの試合でプレーしたプレーヤー。

7人制

(a) シニアの7人制代表チームで他の協会のシニアの7人制代表チームとの国際試合でプレーしたプレーヤー。

6. 代表のすぐ下のシニアの15人制代表チームがどのチームなのか、どうやって見分けるのか?

(a) どのチームが代表のすぐ下のシニアの15人制代表チームなのかについて、不確定要素があってはならない。各協会は、代表のすぐ下のシニアの15人制代表のチームを指定してIRBに通知することが求められており、一度指定されたチームは、その協会がIRBに変更の通知をしない限り、代表のすぐ下のシニアの15人制代表チームであり続ける。協会は、IRBに対して一年に一度しか代表のすぐ下のシニアの15人制代表チームの変更を通知できず、その場合は、そのチームが行う予定の試合をすべて考慮に入れ、試合よりもある程度前もって、シニアの代表、または、代表のすぐ下のシニアの人制代表チームの協会に通知することを条件とする。一協会の、代表のすぐ下のシニアの代表チームの確認は、当該協会および/またはIRBが行う。

(b) 各協会は、国際試合に関わるすべての者(プレーヤー、および、コーチングスタッフを含むチームマネジメント)が自分達のチームの位置づけが代表のすぐ下のシニアの代表チームであること、また相手チームの位置づけも同様に他協会のシニアの代表チーム、または、そのすぐ下のシニアの代表チームのどちらなのかを理解しているようにしなければならない。また、それらの位置づけが、第8条のもとどのような縛りを生じさせることになるのかということも、理解しているようにしなければならない。プレーヤーおよびチームマネジメントに伝達しなければいけない協会の義務にかかわらず、自分がプレーする試合の位置づけと、シニアの代表チーム、または、そのすぐ下のシニアの代表チームが関わる国際試合でプレーすることの意味をきちんと理解しておくことは、各プレーヤーの責任である。

7. 成人とは何歳を指すのか?

本規定(第8条も含むが、これに限定されない)においては、プレーヤーが18歳の誕生日を迎えた時点で成人とみなす。

8. この資格基準は、何人制のラグビーに適用されるのか?

この資格基準は、シニアの15人制およびそのすぐ下のシニアの15人制代表レベルの競技、また、シニアの7人制代表チームに適用される。

9. この資格基準は、IRBに加盟するすべての協会に適用されるのか?

IRBに加盟するすべての協会に、この資格基準を遵守する義務がある。

10. 資格基準はどのように判定されるのか?

あるプレーヤーが規定8.1に定める資格基準を満たすかという判定は、通常、単純なものである。しかし、競技のプロ化、移動の増加および社会における家族構成の変化により、必ずしもその限りではない。難しい事例が増加し、今後も生じると思われる。以下に記す質問に対する回答は、こうした規定8.1の資格基準の適用について明確にするためのものである。

この質疑応答集は、ガイドラインとして扱われるべきものである。これらは、今日までの運営で得られた経験に基づいて作成されたものである。すべてのシナリオを想定するのは不可能であり、今後も規定の適用については、一定の柔軟性を持たせていく。今後、資格基準の適用について疑義が生じた場合や説明が必要な場合、IRBは規定委員会にプレーヤーの資格についてルーリングを求めることがある。規定委員会は、当該判定を下すにあたって規定第8条の原理を常に考慮する。説明が求められる各事案における規定委員会の目的は、そのプレーヤーが、規定8.1の資格基準に照らして、純粋かつ密接な、信頼できる繋がりを代表になりたい国との間にあると示すことができているかを判定することである。時を経るにつれ、規定委員会の判定が蓄積され、各協会に対して、資格基準に関する先例としての方向性がまとめられることが期待される。

11. プレーヤーの資格に関する疑義は、いつまでに明確にすべきか?

プレーヤーの資格については、そのプレーヤーがシニア、もしくは、そのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、または、シニアの7人制代表チームに入るまでに明確にすることが重要である。これは、1協会のみで代表になれるルールのもとでは、特に重要なことである。従って、協会がプレーヤーの資格につきなんらかの疑義を持つ場合は、そのプレーヤーをシニア、もしくは、そのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、または、シニアの7人制代表チームに選抜する前に明確にするよう、必要な手段を講じるべきである。

12. 出生地の持つ意義は?

出生地は、最も簡単に適用できる基準である。プレーヤーの出生地とは、彼が生まれた地理的境界内にある国をいう。しかし、この基準に関しても判断が難しいケースは生じうる。例えば、あるプレーヤーが一国の地理的境界内で生まれているが、その場所が関連する国の法律上、他の国の一部とみなされる地域である場合、または、軍事基地の病院で生まれた場合などである。このような状況下では、規定委員会のルーリングを求めるべきである。規定委員会は、法的解釈とともに、その他の関連する事実関係につき確定する。例外的な状況下では、プレーヤーが規定委員会に対し、ある国の地理的境界内で生まれたにもかかわらず、それが別の国の主権の及ぶ領土であることを証明し、その国の協会を代表する資格があることを証明することも可能である。

13. 親とは誰を指すか?

本規定において「親」という用語は、血縁のある親、または、関係する国の法的要件を備えて正式に養子縁組をした親のみをいう。プレーヤーが正式な法的要件を備えて養子になった場合を除き、親とは血縁のある親のみを指す。プレーヤーが適切な法的要件を満たして養子になった場合、規定8.1(b)の資格の判定に関して血縁関係のある親の出生地は関係なくなる。そのプレーヤーの判定については、正式に養親となった者のみが関係する。ただし、そのような場合、規定8.1.(b)に従ってプレーヤーの資格を満たすことに関係する祖父母は、そのプレーヤーと血縁関係のある祖父母である。規定8.1(b)では、たとえ正式にかつ法的に養子関係であったとしても血縁関係のない祖父母によって資格を満たすことはできない。

疑義を避けるため、規定8.1(b)における親とは、継親や養親は含まない。

14. 居住期間の要件はどのようにすれば満たすことができるのか?

規定8.1(c)はプレーヤーがプレーする直前まで継続して36ヶ月間居住していたことを要件としている。居住地とは、「プレーヤーが主たる恒久的な住居を置く場所または所在地」と定義されており、居住者も同様の意味に解釈される。実質的に規定8.18(c)は、地理的/居住に関する検証に基づくスポーツにおける帰化手続きを構成するものである。帰化手続き同様、プレーヤーの恒久的な主たる住居の確定は様々な要因によって左右される。これらの要因には、その国で過ごした時間や居住期間中その国から出国した目的などが含まれるが、これらに限定されない。一国の協会を代表してプレーする直前に継続して36ヶ月間その国の居住者であった場合、そのプレーヤーは、純粋かつ密接な、信頼できる、また、確立された繋がりをその国との間に有するとみなされ、その協会を代表してラグビー競技に参加する資格を得る。すべてに優先する資格規準に関する規定の原理から判断して、プレーヤーの資格に疑義がある場合、規定委員会は、そのプレーヤーの資格の有無を当該事実関係および状況に照らして資格基準に関する規定の原理の文脈上から判断する。下記質問に対する回答に記された原理は、規定委員会がこの基準に照らして判断を求められた場合のガイドラインとなる。

15. 挙証責任は誰が負うのか?

プレーヤーが、規定8.1(c) (さらに、規定8.1(a)および(b)に関して)の居住に関する資格の充足を主張しようとするあらゆる場合において、そのプレーヤー、および、プレーヤーが代表となろうとしている協会がその挙証責任を負う。規定8.1(c)のもと、プレーヤー、および、当該プレーヤーの所属する協会は、その対象期間中、居住地としていたと主張する国が、そのプレーヤーが純粋に自分の主たる、かつ、恒久的な住居を構える国としていたことを証明できなくてはならない。プレーヤーが一国から他国に移住し、移住先での居住者として扱われることを望む場合、かつて居住していた国を、住居を構える居住地として扱っていないことを証明できなくてはならない。疑義を避けるため、プレーヤーがある国を自分の居住地と指定するためには、規定8.1(c)に掲げられている地理的な関与/所在の基準を充たしていることを証明しなくてはならない。地理的な関与/所在の基準は、居住地基準の悪用を防ぐために厳格に貫かれる。例えば、プレーヤーがある国の不動産を購入/賃借したことで、(その土地や家屋および国には短期/一時的にしかいないにもかかわらず)その土地や家屋を恒久的かつ主たる住居であると主張しても、居住の基準は満たしたことにならない。

16. 短期間の国外退出により居住の期間は中断されるか?

居住期間内に短期間、例えば、休暇や他国にいる病気の家族や友人を見舞う等のために国外に出ても、そのプレーヤーの恒久的かつ主たる住居の場所/地域を変更するものではない。従って、そのプレーヤーの居住期間の中断があったとみなされる可能性は小さい。しかし、ガイドラインとして、例外的な場合は別として、居住期間の対象である期間中は、1年間のうち物理的に10ヶ月以上その国にいることが、主たるかつ恒久的な住居を有する国であることを立証するために必要とされる。

17. ある協会の代表となる直前の36ヶ月間に居住している必要があるのか?

例外的な場合を除き、36ヶ月間継続して居住するという要件は、プレーヤーがその国を代表する直前に継続して完了していなければならない。これは、その協会の国とのその時点での繋がりを証明するための要件である。この要件は、プレーヤーが移住し、新しい居住国を定める場合に特に重要となる。実際、そのような場合において、そのプレーヤーは、新しい国への関与とともに、かつて居住していた国との関係を放棄したとみなされなくてはならない。疑義を避けるため、ある国に子どものときに短期間居住し、その後、その国の協会の代表になる前に短期間居住していたとしても、現時点で、恒久的にその協会の国との繋がりがあると主張するには弱過ぎる。しかし、プレーヤーが純粋かつ密接な、信頼できる、また、確立された繋がりをある国と有しているかという判断は、各事案の全体的な実態判断となる。その際、そのプレーヤーが「新しい」国を居住地として扱っていたと証明しうる期間その他の関連する要素を考慮する。

18. 学生の扱いについては?

学生に関しては、特に経済的に独立していない正規の学生で、自国外に住んでいる場合、長期間自国の親元を離れていると扱われる可能性が高い。学生はほとんどの場合、親の住居がその学生の恒久的で主たる住居と扱われることが多いと考えられる。従って、そのような状況下では、学校/大学に通っていることで、居住期間の中断とみなされることは少ない。しかし、他の資格基準の充足と同様に、規定委員会が何にも増して重視するのは、純粋かつ密接な、信頼できる、また、確立された繋がりを、プレーヤーが自分の恒久的で、主たる住居があると主張する国との間に持ち続けることである。国外で生活する学生でも、居住期間が中断されたとみなされる場合はありうる。

19. 資格基準の遵守は誰の責任か?

規定2.1.2により、各協会は、競技に関する規定の遵守を確保する責任を負っている。これには、規定第8条の遵守も含まれるが、当然、これに限定されるものではない。従って、各協会は、代表に選ぶプレーヤー全員が規定第8条の条項に従って資格を有していることを確認する義務があり、それが不確実な場合は、プレーヤーを選抜する前に明確にしておかなくてはならない。各協会は、資格基準を遵守するため、必要な手続きおよび内部管理規定を整備しておかなくてはならない。

20. 資格基準を遵守させる(および、そのことを示す)ために、各協会は何をすれば良いか?

各協会は、あるプレーヤーをシニア、もしくはそのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、または、シニアの7人制代表チームに最初に選抜する前に、そのプレーヤーに本ガイドラインの表[1]の標準書式を記入させなければならない。さらに、そのプレーヤーを選抜する前に、各協会は、そのプレーヤーがその協会を代表する資格があることを確定的に証明する有効/真性な書類その他の証拠を揃えておかなくてはならない。各協会は、シニア、もしくはそのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、または、シニアの7人制代表チームに選抜したプレーヤーの氏名を毎年IRBに通知しなくてはならない。IRBはそういったプレーヤー達のデータベースを維持するものとする。会長、または、その指名する者の請求があった場合、各協会は、プレーヤーの申告書式、および、資格を証明するその他の書類を提出しなくてはならない。毎年12月1日に、各協会は、過去1年間にシニア、もしくはそのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、または、シニアの7人制代表チームに選抜したプレーヤーが申告書式をすべて記入し、すべてのプレーヤーが規定第8条に基づき代表の資格を有することをIRBに対して確認しなくてはならない。

IRBは、会長、または、その指名する者を通じて、自らの判断で、または、請求により、ある協会が規定第8条を遵守しているかどうかを調査することができる。各協会、プレーヤーおよび役員は、当該調査に協力し、会長、または、その指名する者が調査に必要と考える情報および書類を開示しなくてはならない。

21. 資格基準に関する規定に違反した場合、どうなるのか?

シニアの代表レベルにおける国際ラグビー・ユニオンの品位を保つために、規定第8条の遵守は根幹的に非常に重要である。このような根幹に関わる規定の違反は、いかなる形で発生しようとも、競技のイメージや評判にマイナスの影響をもたらす。従って、各協会は、過失か否かを問わず、資格基準の違反が起きないように、総合的な調査および遵守の手続きを制定するよう、必要なすべての手段を講じるようにしなくてはならない。規定第8条の違反の疑いが指摘された場合は、規定第18条(規律および司法関連事項)に基づき調査、処理されることになる。しかし、資格基準違反そのものは、厳格責任の伴う違反である。協会が資格基準を充足しなかったということは、その違反の理由の如何にかかわらず、規定の重大な違反とされる。IRBがいかなる資格基準違反をも重大な違反と捉えていることを反映して、理事会で規定第8条違反に対して最低定額罰金を設けることが合意されている。この最低定額罰金は、規定第8条に記載されており、参照しやすいよう、再度以下に記載する。

8.5 規定第8条違反の責任、違反および罰金

規定第8条は、厳格責任を問われるものであり、英国法の厳格責任の原理に従って解釈されるものとする。従って、規定第8条の責任を問うために、協会の故意や過失を証明する必要はない。また、協会が故意、過失がなかったことを証明しても抗弁にはならない。疑義を避けるため (また、他の規定に対する各協会に所属するメンバーおよび人の行動、行為、不作為についての各協会のその他の義務や責任を限定することなく)、各協会は、協会に所属しているプレーヤーおよび人が規定第8条の各条項を遵守する行動をとるようにする責任があり、当該プレーヤーまたは人が規定第8条に違反した場合は、当該協会の違反とみなすものとする。いかなる事由から生じたものであれ、協会が規定第8条に違反する毎に固定額の最低金額の罰金を課す。規定第8条の違反に対する罰金の最低固定金額は、以下のとおりとする:

(a) 理事会に代表を派遣している協会については、10万英国ポンド

(b) その他のIRBメンバー協会については、2万5千英国ポンド

規定第8条の違反が起きた事実関係および状況により、上記金額を増額することがある。さらに規定18.6に定める罰則も当該協会に併科することがある。

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