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ルール
IRB定款 規定
第8条 プレーヤーの身分、契約および移動

8.1 本規定8.2の制限のもと、プレーヤーは、以下の条件を満たす一国の協会のシニアの15人制代表チーム、そのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、または、シニアの7人制代表チームのみで、プレーすることができる。

(a) 当該国で出生している、または、

(b) 両親、祖父母の1人が当該国で出生している、または、

(c) プレーする時点の直前の36ヶ月間継続して当該国を居住地としていた。

8.2 一国のシニアの15人制チーム、またはそのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、もしくは、シニアの7人制代表チームでプレーしたプレーヤーは、他の協会のシニアの15人制代表チーム、または、そのすぐ下のシニアの15人制代表チーム、もしくは、シニアの7人制代表チームでプレーすることはできない。

8.3 本規定において、プレーヤーは、当該プレーヤーが以下のいずれかに該当すれば、一国のシニアの15人制代表チームまたはそのすぐ下のシニアの15人制代表チームでプレーしたものとみなされる:

(a) 他の協会のシニアの15人制代表チーム、または、そのすぐ下のシニアの15人制代表チームとの国際試合(または、IRBが承認する国際ツアーにおける他の協会のシニア、または、そのすぐ下のシニアの遠征スコッドとの15人制の国際試合)でプレーするために、当該チームに選抜され、当該チームによる試合にチームの交替、入替えまたは出場プレーヤーとして出場し、かつ、その試合の時点で成人に達しているとき、または、

(b) IRBが承認する国際試合を含む国際ツアーにおいて、1つの協会のシニアの遠征スコッドに選ばれ、当該国際ツアーにおける15人制の試合のいずれかに、当該協会のシニア遠征スコッドの中から選抜されたチームの交替、入替え、出場プレーヤーとして出場し、かつ、その試合の時点で成人に達しているとき、または、

(c) IRBが承認する国際ツアーにおいて、1つの協会の代表のすぐ下のシニア遠征スコッドに選抜され、当該国際ツアー中、他の協会のシニアの15人制代表チーム、または、そのすぐ下のシニアの15人制代表チームとの試合に、当該協会の代表のすぐ下のシニア遠征スコッドの中から選抜されたチームの交替、入替え、出場プレーヤーとして出場し、かつ、その試合の時点で成人に達しているとき。

8.4 本規定において、プレーヤーは、他の協会のシニアの7人制代表チームとの国際試合のために、一国の協会のシニアの7人制代表チームに選抜され、当該チームの交替、入替え、出場プレーヤーとして出場し、かつ、その試合の時点で成人に達していれば、一国のシニアの7人制代表チームでプレーしたものみなされる。

規定第8条の違反に関する責任、違反及び罰

8.5 規定第8条は、厳格責任を問われるものであり、英国法の厳格責任の原理に従って解釈されるものとする。従って、規定第8条の責任を問うために、協会の故意や過失を証明する必要はない。また、協会が故意、過失がなかったことを証明しても抗弁にはならない。疑義を避けるため (また、他の規定に対する各協会に所属するメンバーおよび人の行動、行為、不作為についての各協会のその他の義務や責任を限定することなく)、各協会は、協会に所属しているプレーヤーおよび人が規定第8条の各条項を遵守する行動をとるようにする責任があり、当該プレーヤーまたは人が規定第8条に違反した場合は、当該協会の違反とみなすものとする。いかなる事由から生じたものであれ、協会が規定第8条に違反する毎に固定額の最低金額の罰金を課す。規定第8条の違反に対する罰金の最低固定金額は、以下のとおりとする:

(a) 理事会に代表を派遣している協会については、10万英国ポンド

(b) その他のIRBメンバー協会については、2万5千英国ポンド

規定第8条の違反が起きた事実関係および状況により、上記金額を増額することがある。さらに規定18.6に定める罰則も当該協会に併科することがある。

8.5.1 例外的な場合においては、規定第8条の違反を問われた協会は、規定第17条に基づき指名された規律に関する組織に対して、最低金額の罰金を支払わなくてよいはずであるとの申し立てを行うことができる。ただし、疑義を避けるため、規律に関する組織は、当該協会が明白で反論できないような証拠をもって、その協会が規定第8条の遵守のためにしうるすべての手段を取ったにもかかわらず違反の発生を防ぎ得ないような真に例外的な状況があったことを証明した場合のみ、本規定の最低固定金額の罰金を減額しうるものとする。

8.6 オリンピック、オリンピック予選競技会(合わせて「オリインピックイベント」という)、または、オリンピック憲章に準拠するその他のイベントへの参加資格を有するためには、協会のシニアの7人制代表チーム、あるいは、オリンピックのために選抜された国内オリンピック委員会の7人制チームのすべてのメンバーが、規定8.1に従い、また必ず、自らが代表する国内オリンピック委員会の国の国民でなければならない。規定8.2は、すべてのプレーヤーに平等に適用される。

8.7 規定8.2に基づいて唯一代表になれる国または協会の国民であるプレーヤーが、別の国または協会の国籍を持っている場合、以下の条件を前提として、新たな国または協会の代表としてオリンピックイベントに参加することを申請できる:

8.7.1 プレーヤーから提出された申請は、規定委員会が規定8.7に基づいて検討する。申請は、プレーヤーがオリンピックイベントで代表になりたい国の協会(または、プレーヤーが代表になりたいオリンピック7人制代表チームに関わる協会)による関係書類をすべて添付して提出されなければならない。申請の際には、プレーヤーの現在の協会(すなわち、プレーヤーがいた代表チームの協会)に事前に通知を行うものとする:

8.7.2 プレーヤーは、現在の協会で最後に代表としてプレーした時点から、次に2つ目の協会または国で代表として最初にプレーするまでの間、3年の出場停止期間を消化しなければならない。2つ目の協会または国で代表として最初にプレーするのは、オリンピックイベントであること。プレーヤーは、オリンピックイベントに参加するまで、その他の種類のラグビーで2つ目の協会の代表となることはできない。

(a) 2016年のリオオリンピックに関してのみ、プレーヤーが消化しなければならない出場停止期間を、現在の協会で最後に代表としてプレーした時点から、次に2つ目の協会または国で代表として最初にプレーするまでの間の18ヶ月間とする。2つ目の協会または国で代表として最初にプレーするのは、そのリオオリンピックサイクルの中で行われるオリンピックイベントであること。

8.8 プレーヤーが、規定8.2に基づいて唯一代表になれる協会の国民ではなく、かつ、規定委員会の判断でオリンピック資格基準(規定8.6〜13)の条件を満たしているとなった場合、国民である協会/国の代表として、オリンピックイベントでプレーするプレーヤーに選考される資格を持つものとする。ただし、適切な出場停止期間を消化していること。

8.9 その管轄区域に国内オリンピック委員会がないためオリンピックイベントに参加することができない協会の代表資格を持つ、または、その協会の代表にしかなれないプレーヤーは、オリンピック資格基準(規定8.6〜13)を前提として、国籍を持つ他国の国内オリンピック委員会のオリンピック7人制チームでプレーする資格を持つ。ただし、そのチームはいかなる単一の協会のチームとも一切関係ないものとする。そのような場合、以下の条件が適用される:

8.9.1 プレーヤーが、規定8.2のもと、すでにどこかの協会の代表にしかなれない状態の場合、当該プレーヤーがオリンピックイベントにおいて、他の国内オリンピック委員会のオリンピック7人制チームで代表になったかどうかに関わらず、そのままその協会の代表にしかなれないものとする。

8.9.2 プレーヤーが、過去に、規定8.2のもと、どこかの協会の代表にしかなれない状態にはなっておらず、オリンピックイベントにおいて他の国内オリンピック委員会のオリンピック7人制チームで代表となった場合、そのプレーヤーは、選択した国内オリンピック委員会のオリンピック7人制チームの構成する協会のうちの一つの代表にしかなれなくなり、規定第8条において、どの協会にするかプレーヤーが選ばなくてはならない。

8.10 オリンピックイベントにおいて、協会、または、オリンピックチームで代表となり、その後、国籍を変更した、あるいは、新たな国籍を獲得したプレーヤーは、新しい国籍の協会あるいは国の代表として、オリンピックイベントに参加する申請を行うことができる。ただし、そのプレーヤーが以前の協会または国の代表として最後にプレーしてから少なくとも3年が経過し、国際オリンピック委員会、当該国内オリンピック委員会、および、IRBの承認を得ていることを条件とする。この期間については、IRBおよび関連する国内オリンピック委員会の同意によって、または、IOC理事会が個々の事例の状況を考慮して、短縮または取り消しとなる場合がある。

8.11 プレーヤーは、同一のオリンピックイベントにおいて、異なる2つの協会、または、協会と他の国内オリンピック委員会のオリンピック7人制チームの2つの代表となることはできない。

8.12 プレーヤーが、オリンピックイベントにおいて、国籍を持つ協会の代表となったら、それ以降は、いかなる形式のラグビーでも、また、いかなるイベントでも、その協会の代表にしかなることはできない。

8.13 オリンピックイベントに参加するプレーヤーは、代表資格に関連する紛争はまず、参加するオリンピックイベントのルールおよびIRB規定に従って取り扱われるものとし、かつ、すべての内部手続き(当該国内オリンピック委員会のルール/手続きを含め)、および/または、IRBの手続きがまず第一に行われることに、承諾して同意する。その後、オリンピックイベントに関してのみ(かつ、規定第8.6〜16が適用されない資格とは関連のないもの)、適用条項に従って、スポーツ調停裁判所 (CAS)に対して償還請求が行われ、調停に関するスポーツ規程に従って紛争が断定的に解決される場合がある。IRBは、オリンピックイベントにまつわる資格に関する申し立てに、関係者として上訴、出席および/または参加する権利を有する。

8.14 オリンピック大会、または、オリンピックイベントで自国を代表するプレーヤーの資格に関する明確な説明を望む協会は、規定第2条、8.7.1および8.7.2に従って、IRB規定委員会に照会を行うこと。

8.15 オリンピックリストの一覧は、別表2に記載されており、オリンピックサイクルごとに更新される。

8.16 規定8. 5は、オリンピック資格条件に対するいかなる違反にも平等に適用される。

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