日本ラグビーフットボール協会 オフィシャルサイト
ホーム お問い合わせ 関連リンク サイトマップ 用語集 RSS
HOME | ルール | 競技規則 2006-2007| ジュニア・ラグビーの競技規則
ルール
競技規則
『競技規則 2006-2007』
ジュニア・ラグビーの競技規則
「基本原則」
中学生(15才以下)に適用するジュニアラグビー競技規則は、日本ラグビーフットボール協会が定める競技規則を準拠する。
特に19才未満プレーヤーのための標準競技規則、高専・高校以下のための特別競技規則に関してはその趣旨を充分に認識し準拠する。その中でジュニアラグビー独自の競技規則については以下の通り規定す。

第3条 プレーヤーの人数
1. プレーヤーの人数。
双方12名以内のプレーヤーによって行なう。
2. リザーブの登録・交替
リザーブの登録は、必ずフロントローのプレーヤーを含めて10名以内とし、全員の交替を認める。
3. 一時的交替
出血の有無に関わらず、プレーヤーが負傷し応急処置、或いは医師の治療を受ける必要があると判断される場合は、一時的交替を認める
注意事項
(i) 登録プレーヤー数と最低交替人数の特例措置
チームのメンバーの登録は22名とし、前後半で少なくとも4名の交替を行うことを原則とする。但し、チームのメンバーが22名に満たない場合は、プレーヤーの安全確保を優先の上、その現状を考慮し主催する各協会の決定により別途登録人数、交替人数を規定することができる。
(ii) 年代別(エージ制)・体重制の導入
各協会は、主催ゲームに関してプレーヤーの安全確保を考慮した年代別(エージ制)、体重制を導入することができる。なお、その他の試合・大会においては、主催者が定めるか、或いは当事者間で話し合い、別途定めることができることとする。
第5条 試合時間
1. 試合時間
試合時間は40分以内とし、相等しい時間の前後半に分けて行なう。
2. ハーフタイム
ハーフタイムの休憩時間は5分以内とする。
第19条 タッチおよびラインアウト
1. ラインアウトの形成とラインアウトプレーヤーの人数
フリーキック ラインアウトはタッチラインより5 メートルから15 メートル以内の範囲で形成し、ラインアウトに並ぶプレーヤー(ラインアウトプレーヤー)は双方2 人〜 5 人とする。
2. ラインアウトにおける制限
ペナルティキック (a) プレーヤーのサポート
跳び上がる味方のプレーヤーをサポートする場合は、同プレーヤーのパンツ(ショーツ)を順手で握ってサポートしなければならない。なお、飛び上がるプレーヤーの太ももを直接サポートすることはできない。
ペナルティキック (b) プレーヤーを地上におろす
サポートは跳び上がったプレーヤーの両足が完全に着地するまで続けなければならない。
3. ラインアウトプレーヤーの人数確認 「指導措置」
クイックスローイングを除いて、投入側はラインアウトに並ぶプレーヤー(ラインアウトプレーヤー)の人数を相手側に提示し、投入しない側は投入する側の人数に合わせなければならない。レフリーはラインアウトに並ぶプレーヤーの人数を投入側に確認し、投入しない側が人数を合わせるよう指導する。
第20条 スクラム
1. スクラムの人数
ペナルティキック スクラムは、双方共に5人で形成し、いかなる場合もこの人数を越えてはならない。
2. 安全でしっかりとしたスクラムの形成「安全対策・指導措置」
双方のフロントローは、膝を充分に曲げ、腰を落とすと同時にしっかりと背筋を伸ばし、頭を上げたスクラムの正しい姿勢をとる。レフリーはこの姿勢を「クラウチ」の声で確認し、「タッチ」で双方のプロップが確実に相手の上腕にふれるよう指導、「ポーズ(或いはホールド)」で双方が上腕に触れ合っていることを確認、「エンゲージ」で安全、且つしっかりとスクラムを組むよう慎重にコントロールすることとする。プレーヤーは一連の動作を確実に行なわなければならない。
3. ロックのバインド
ペナルティキック ロックは、お互いが必ずバインドし、外側の腕は必ずプロップの腰をまくように、組まなければならない。
4. スクラムの移動
フリーキック スクラムは原則として押すことはできない。故意ではなく不可効力によってスクラムが1 メートル移動してしまった場合は、元の位置に戻して再びスクラムを組む。
5. スクラムハーフのオフサイド
ペナルティキック スクラムのボール投入側でディフェンスする防御側のハーフは、ボールがスクラム内にある間は、片足でもスクラムのセンターラインを超えた場合は、オフサイドとなる。また、防御側のハーフがボールの投入側と反対側でディフェンスする場合は、他のバックスと同様に味方スクラムの最後尾にあるオフサイドラインを超えた場合、オフサイドとなる。
6. ノンコンテストスクラムの適用 「安全対策・指導措置」
レフリーは、プレーヤーが負傷した場合は、そのプレーヤーの安全を最優先課題とし、直ちに応急処置、或いは医師の診断を受けるよう指導する。この場合、前述第3条の3項に記載した通り応急処置、あるいは治療が終わるまで一時的交替を認めるが、フォワードプレーヤーが負傷した場合で、代わりに出場するプレーヤーが同ポジションの経験がない場合は、そのプレーヤーがゲームに復帰するまでの間に生じたスクラムについてはこれを行わず、ノンコンテストスクラムを適用する。

「ポジションと呼称」
1. ポジション配置
12人制ジュニアラグビーのポジションは、フロントロー3名、セカンドロー2 名、スクラムハーフ1 名、スタンドオフ1 名、センター2 名、ウイング2 名、フルバック1 名からなる。
2. ポジションの呼称
呼称は以下記載の通りとする。
1 番レフトプロップ
2 番フッカー
3 番ライトプロップ
4 番レフトロック
5 番ライトロック
6 番スクラムハーフ
7 番スタンドオフ
8 番レフトウイング
9 番レフトセンター
10 番ライトセンター
11 番ライトウイング
12 番フルバック
施行、その他
「改訂する競技規則施行日に関して」
当該12 人制ジュニアラグビーの競技規則は8 月に発行する平成18 度日本ラグビーフットボール協会競技規則(同競技規則は平成18 年9 月1 付け施行)にて改訂するが、前述の理由により平成18 年4 月1 日付けで施行する。
なお、同改訂の各地域における具体的な実施時期ついては所属される三地域協会、或いは都道府県協会にお問合せ下さい。
「安全確保・安全対策強化のお願い」
「ジュニアラグビー指導者・関係者、中学生プレーヤーの皆様へ」
中学生期のプレーヤー諸君の安全確保については日頃から選手諸君自身、及び指導者・関係者の方々は管理、あるいは注意されていると認識しておりますが、さらに一層、安全対策を強化していただきたくお願い申し上げます。確認の為、以下に特に注意していただきたい事項の一例を記載いたしますのでご一読の上、周知徹底の程、お願いいたします。また、中学生プレーヤー諸君にはよくお読みいただき実行してください。
「注: 安全対策については下記に記載した事項の他、各協会の安全対策委員会、コーチ委員会等から出ている通知、通達、或いは注意事項を充分に考慮して周知徹底の上、厳格履行して下さい。」
1. プレーヤーの健康管理の徹底
(1) 健康(体調)管理
プレーヤーは体調不良、特に頭部に違和感、頭痛、記憶が定かでない状況や打撲や圧迫などによる胸痛、腹痛などの兆候が少しでもある場合は、直ちに練習、試合を中止して医師の診断を受ける。指導者はプレーヤーの体調について充分に管理監督する。
(2) 脳しんとう報告と安静期間の遵守
脳震盪(脳しんとう)を起こしたプレーヤーは必ず所属する協会に報告し、医師の許可があるか無いかに関わらず3 週間は練習、及び試合を控えるよう徹底する。
(3) 軽度の頭部打撲とその後(二度目の頭部打撲による)の重症事故の危険性
軽い頭部打撲でも医師の診断を受けるよう徹底し、練習を休むなど安静にした上で、経過を慎重に見守ること。特に最近の事例では最初に軽い頭部打撲を負った後、数日から数週間後に二度目の頭部打撲(脳震盪を含む)を起こし、重症事故(死亡事故)に発展しているケースが観られる。一回目の頭部打撲が軽いか、もしくは自覚症状がほとんどなくても頭部内は大きなダメージを受けている場合があるということに充分留意する。
(4) 熱中症対策
練習、試合に際しては充分に水分補給を行い熱中症の発生を防止する。のどの渇きがあると無いとにかかわらず、練習、試合前には事前にある程度の水分を補給し、練習、試合中ものどの渇きを感じる前に継続的に水分補給を行う。
2. 身体的強化、及び技術的指導による安全確保
(1) プレーヤーの首、背中、肩、胸、腹などの強化など
指導者、及びプレーヤーは安全確保を重視し、ラグビーを安全におこなうのに必要な、プレーヤーの首を中心に、首に連なる背中・肩、及び胸、腹などの筋力強化、及び股などの柔軟性強化に努め、プレーヤーが以下のプレーを習得できるよう努める。
(注意)実施にあたっては中学生が成長期であり、骨が柔らかいということを考慮してプレーヤー自身の体重(体を利用した)によるトレーニングに限定して、用具を使っての過度(負荷など)なトレーニングはおこなわないよう注意し、柔軟性を高めることを重視した筋力作りを心がける。
(2) 全てのプレーにおいて
腰よりも頭が下がらないよう充分に注意する。頭が下がるローヘッドは全ての局面で回避する。
(3) スクラム(含むタックル)
膝を充分に曲げ、腰を落とす。背筋を伸ばし、頭を腰よりも高くする。顔は相手プレーヤーを正面から直視し、スクラム(タックル時もほぼ同じ)の正しい姿勢を作れるよう充分に訓練し、安全でしっかりとしたスクラムが組めるよう努める。(スクラムの段階的な組み方に関しては平成18 年度ジュニアラグビー競技規則を参照して下さい)
(4) タックル 1.……タックルするプレーヤー(以下タックラーという)
(1) タックラーは相手プレーヤーの動き、走る角度などを確認し、顔を上げて最後まで目を離さずにタックルする。
(2) タックラーは逆ヘッドにならないよう充分に注意する。
(3) タックラーは頭を下げずに充分に足を踏み込んでタックルする。くれぐれも上半身だけで飛び込むタックルは行わない。
(4) タックラーは相手プレーヤーをしっかりとバインドしてタックルする。
(5) 以下のタックルは巌に慎む
× 手だけで相手のジャージをつかんで振り回すタックル
× 相手をバインドせずに押し倒すか、突き倒すタックル
× あご、顔、頭、肩の上部などの肩よりも高い位置へのタックル(ハイタックル)
× 腕を伸ばして相手プレーヤーに打ち付けるタックル(スティファームタックル)
× ボールを取る前のプレーヤーに対する早すぎるタックル(アーリータックル)
× ボールを蹴るかパスした後のプレーヤーに対する遅すぎるタックル(レイトタックル)
(5)タックル 2.……タックルされるプレーヤー
タックルされた場合を想定してボールを持った状況であごを引いて背筋を丸める正しい受身の動作ができるよう充分に訓練する。


<< backnext >>
  ページトップへ
財団法人日本ラグビーフットボール協会 Copyright 2004-2006 Japan Rugby Football Union. All rights reserved.