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HOME | ルール | 競技規則 2006-2007| 第19条 タッチおよびラインアウト
ルール
競技規則
『競技規則 2006-2007』
第19条 タッチおよびラインアウト TOUCH AND LINE-OUT
定義
  • 「キックが直接タッチになる」
    とは、キックされたボールが、競技区域内に着地せず、プレーヤー、レフリーのいずれにも触れることなくタッチになることをいう。
  • 「22メートル区域」
    とは、22メートルラインとゴールラインの間の区域をいう。ただし、22メートルラインは含むが、ゴールラインは含まない。
  • 「ラインオブタッチ」
    とは、ラインアウトにおいて、ボールが投げ入れられる地点を通りタッチラインと直角をなす、フィールドオブプレー内に想定された線をいう。
    プレーヤーがボールを持っていない場合、ボールが、タッチライン、タッチラインの外側の地面、タッチラインの外側にある物、あるいは人のいずれかに触れた場合、そのボールはタッチである。
    プレーヤーがボールを持っている場合、ボールまたはボールキャリアーが、タッチライン、あるいはタッチラインの外側の地面に触れた場合、そのボールはタッチである。
    タッチになった地点とは、ボールあるいはボールキャリアーが、タッチラインに触れた、あるいはタッチラインを横切った地点をいう。
    プレーヤーが、片足でもタッチライン上あるいはタッチラインの外の地面においてボールを捕った場合、そのボールはタッチである。
    ボールキャリアーが、片足をフィールドオブプレーに、片足をタッチに置いている場合、そのボールはタッチである。
    両足が競技区域にあるプレーヤーがボールを受けたときは、たとえその直前にボールがタッチラインまたはタッチインゴールラインを横切ってもタッチまたはタッチインゴールにはならない。このようなプレーヤーはボールを競技区域にノックしてもよい。跳び上がってボールをつかんだ場合は、そのプレーヤーの両足が競技区域に着地すればタッチまたはタッチインゴールにならない。
    ボールがタッチライン上の立平面を越えていないときは、タッチにあるプレーヤーがボールをキックあるいはノックしてもタッチにはならないが、ボールをつかんだときはタッチとなる。タッチライン上の立平面とは、タッチラインの上に想定された垂直な平面である。
  タッチではない場合
  タッチではない場合

1 投入場所
  地域獲得が得られない場合
(a) キッカー側の22メートル区域およびインゴール以外からキックしたボールが直接タッチになったとき
ペナルティキックを除き、キッカー側の22メートル区域およびインゴール以外からキックしたボールが直接タッチになったとき、地域獲得は得られない。ボールを投入する地点は、キックされた地点の対向点か、ボールがタッチになった地点のうち、キッカー側のゴールラインに近い地点である。
(b) キッカー側の22メートル区域あるいはインゴールにボールを持ち込んだとき
防御側のプレーヤーが、22メートル区域およびインゴール以外で受けたボールを、22メートル区域内あるいはインゴールにみずから持ち込んでキックし、直接タッチになったとき、地域獲得は得られない。ボールを投入する地点は、キックされた地点の対向点か、ボールがタッチになった地点のうち、キッカー側のゴールラインに近い地点である。
  地域獲得が得られる場合
(c) キッカー側の22メートル区域内あるいはインゴールからのキック
防御側のプレーヤーが、22メートル区域の中あるいはインゴールで受けたボールをその区域内からタッチにけり出したとき、地域獲得が得られる。ボールを投入する地点はボールがタッチになった地点である。
(d) 直接タッチにならなかったキック
競技区域内のいずれの場所からでも、キックされたボールがフィールドオブプレーでバウンドした後、タッチになったとき、地域獲得は得られる。ボールを投入する地点はボールがタッチになった地点である。
競技区域内のいずれの場所からでも、キックされたボールが、相手側プレーヤーに触れるか、または触れられた後、フィールドオブプレーでバウンドして、タッチになったとき、地域獲得は得られる。ボールを投入する地点はボールがタッチになった地点である。
競技区域内のいずれの場所からでも、キックされたボールが、相手側プレーヤーに触れるか、または触れられた後に、直接タッチになったとき、地域獲得は得られる。ボールを投入する地点は、相手側プレーヤーがボールに触れた地点またはボールがタッチラインを交差した地点のうち、相手側のゴールラインに近い地点である。
  ペナルティキックからの場合
(e) 競技区域内のいずれの場所からでも、ペナルティキックがタッチになったとき、地域獲得が得られる。ボールを投入する地点はボールがタッチになった地点である。
  フリーキックからの場合
(f) キッカー側の22メートル区域およびインゴール以外で与えられたフリーキックが直接タッチになったとき、地域獲得は得られない。ボールを投入する地点は、キックされた地点の対向点か、ボールがタッチになった地点のうち、キッカー側のゴールラインに近い地点である。
(g) キッカー側の22メートル区域あるいはインゴールで与えられたフリーキックが直接タッチになったとき、地域獲得は得られる。ボールを投入する地点は、ボールがタッチになった地点である。
  タッチと、ボールを投げ入れる地点
  タッチと、ボールを投げ入れる地点
2 クイックスローイン
(a) プレーヤーは、ラインアウトの形成を待たずに、クイックスローインをすることができる。
(b) プレーヤーは、ボールがタッチに出た地点とそのプレーヤー側のゴールラインとの間のフィールドオブプレーの外側からであれば、どこからでもボールを投げ入れることができる。
  クイックスローイン
  クイックスローイン
(c) プレーヤーは、ラインアウト形成後にクイックスローインをすることはできない。その場合には、クイックスローインは認められず、改めてラインアウトを行ない、同じチームがボールを投げ入れる。
(d) クイックスローインでは、タッチに出たボールを使わなくてはならない。もしタッチに出てボールがデッドになった後、他のボールが使われたとき、あるいは、投げ入れるプレーヤー以外の者が、タッチに出たボールに触れたときには、クイックスローインは認められず、改めてラインアウトを行ない、同じチームがボールを投入する。
(e) ボールはラインオブタッチ上に真っ直ぐに、タッチラインから少くとも5メートルの地点で最初に、地面もしくはプレーヤーに触れるように、投げ入れなければならない。また、ボールを投げ入れるプレーヤーは、ボールを投げ入れるときにフィールドオブプレーに足を踏み入れてはならない。これらに反するときには、クイックスローインは認められない。相手側は、クイックスローインが行われた地点でラインアウトを行いボールを投入するか、クイックスローインが行われた地点に対向する15メートルライン上の地点でスクラムを組むか、を選択することができる。
ラインアウトが選択され、ボールが2度目も正しく投げ入れられないときは、15メートルライン上でスクラムを組み、クイックスローインで最初に投げ入れた側がボールを入れる。
(f) クイックスローインでは、プレーヤーはラインオブタッチに来て、その位置から反則とならずに離れることができる。
フリーキック (g) クイックスローインでは、いずれのプレーヤーもボールが5メートル投げ入れられることを妨げてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
ペナルティキック (h) タッチに押し出されたボールキャリアーは、相手側プレーヤーがクイックスローインをできるように、ボールを放さなければならない。
15メートルライン上でペナルティキック
3 上記以外の投入場所
上記以外はすべて、ボールがタッチになった地点で行われる。
4 投げ入れる側
ボールがタッチになる前に最後にボールを持っていたかまたはボールに触れたプレーヤーの相手側がボールを投げ入れる。
いずれの側が投げ入れるべきか疑わしい場合には、攻撃側が投入する。
★例外 ペナルティキックからボールがタッチにけり出された場合は、ペナルティキックをした側のプレーヤーがボールを投げ入れる。これは、キックされたボールが直接タッチになったか否かにかかわらず適用される。
5 ボールの正しい投入
ボールを投入するプレーヤーは、正しい位置に立って、また、フィールドオブプレーに足を踏み入れずに投げ入れなければならない。ボールはラインオブタッチ上真直ぐに、タッチラインから少なくとも5メートルの地点で最初に地面に触れるか、またはプレーヤーに触れるか、触れられるように投げ入れなければならない。
タッチラインから少なくとも5メートルの地点で最初に地面に触れるか、またはプレーヤーに触れるか、触れられるように投げ入れなければならない   ボール投げ入れの方法
  ボール投げ入れの方法
6 正しくない投入
(a) 正しく投げ入れなかったときは、相手側は、ラインアウトでボールを投入するか、15メートルライン上の地点でスクラムを組むかの選択をすることができる。ラインアウトを選択し、2度目もボールが正しく投げ入れられなかったときは、スクラムを組み、ラインアウトにおいて最初に投入した側がボールを入れる。
フリーキック (b) ボールは、遅滞なく、また投げ入れるふりをすることなく、投げ入れなければならない。
15メートルライン上でフリーキック
ペナルティキック (c) プレーヤーは、故意にまたはくり返しボールを曲げて投げ入れてはならない。
15メートルライン上でペナルティキック

定義  ラインアウト

ラインアウトの目的は、ボールがタッチになった後、2列に並んだプレーヤーの間にボールを投入することによって、早く、安全に、公平に試合を再開することである。

ラインアウトプレーヤー(Line - out players)

    ラインアウトプレーヤーとは、ラインアウトに2列に並んでいるすべてのプレーヤーをいう。

レシーバー(Receiver)

    レシーバーとは、ラインアウトからボールがパスあるいはノックバックされたときにそれを捕る位置にいるプレーヤーをいう。どのプレーヤーもレシーバーになれるが、それぞれのチームは1回のラインアウトで1人のレシーバーしか置くことができない。

ラインアウトに参加しているプレーヤー(Players taking part in the line - out)

    ラインアウトに参加しているプレーヤーとは、ボールを投入するプレーヤー、ボールを投入する相手側のプレーヤー、2名のレシーバー、およびラインアウトプレーヤー、をいう。

その他のすべてのプレーヤー(All other players)

    ラインアウトに参加していないプレーヤーは、ラインアウトが終了するまで、ラインオブタッチから少なくとも10メートルあるいは味方のゴールラインのうち、いずれか近い方の後方に、いなくてはならない。

15メートルライン(15 - metre line)

    15メートルラインとは、タッチラインに平行で、フィールドに向って15メートルにある線をいう。

ラインアウト後のスクラム(Scrum after line - out)

    ラインアウトで反則あるいは競技の停止があったためにスクラムが命じられる場合、そのスクラムはラインオブタッチと15メートルラインの交わる地点で組む。

7 ラインアウトの形成
フリーキック (a) 少なくとも双方のチームから2人のプレーヤーがラインアウトを形成しなくてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (b) ボールを投入する側が、ラインアウトに並ぶ最大の人数を決定する。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (c) ボールを投入する相手側のチームのラインアウトプレーヤーは、ボールを投入する側のラインアウトプレーヤーより少なくてもよいが、多くてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (d) ボールがタッチになったとき、ラインオブタッチに近づくプレーヤーはすべて、ラインアウトを形成するために近づくものと見なされる。ラインアウトに近づくプレーヤーは遅滞なくラインアウトに近づかなければならない。どちらの側のプレーヤーも一度ラインアウト内の位置につけば、ラインアウトが終了するまで離れてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (e) ボールを投入する側が正常な人数より少ない人数で並んだ場合は、相手側に、それに応じてプレーヤーがラインアウトから離れるための適当な時間を与えなければならない。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (f) ラインアウトから離れるプレーヤーは、遅滞なく、ラインアウトから10メートル後方のオフサイドラインまで下がらなくてはならない。オフサイドラインに下がる途中にラインアウトが終了したときは、そのプレーヤーはプレーに参加することができる。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (g) 故意にラインアウトの形成を遅らせてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (h) ラインアウトプレーヤーの立つ位置
先頭のラインアウトプレーヤーは、タッチラインから5メートル以内に立ってはならない。最後尾のラインアウトプレーヤーの立つ位置は、タッチラインから15メートルを越えてはならない。その他のラインアウトプレーヤーは、この2点の間に立たなくてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (i) 双方のラインアウトプレーヤーは、タッチラインに垂直な、平行した2列を形成しなくてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (j) 双方のラインアウトプレーヤーは、内側の肩と肩の間にはっきりとした間隔を空けておかなければならない。その間隔は、プレーヤーが直立した状態で決定される。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (k) 1メートルギャップ
双方のラインアウトプレーヤーの列は、ラインオブタッチから50センチメートル離れていなければならない。
15メートルライン上でフリーキック
  ラインアウト
  ラインアウト
(l) ラインオブタッチは、ゴールラインから5メートル以内にあってはならない。
ペナルティキック (m) ラインアウトが形成されてボールが投入される前に、プレーヤーは相手をつかんだり、押したり、チャージしたり、妨害したりしてはならない。
15メートルライン上でペナルティキック
8 ラインアウトの開始と終了
(a) 開始
ラインアウトは、ボールを投入するプレーヤーの手からボールが離れたときに開始する。
(b) 終了
ラインアウトは、ボールあるいはボールキャリアーがラインアウトを離れたときに終了する。
これには、次の場合を含む。
ボールがラインアウトから、パス、ノックバック、またはキックされたとき。
ボールまたはボールキャリアーが5メートルラインとタッチラインの間の区域に移動したとき。
ラインアウトプレーヤーが、ピールオフをするプレーヤーにボールを手渡したとき。
ボールが15メートルラインを越えて投げ入れられたとき、またはプレーヤーがボールを持って15メートルラインを越えたとき。
ラインアウトにおいてラックまたはモールが形成され、ラックまたはモールに参加しているプレーヤーのすべての足が、ラインオブタッチを越えて移動したとき。
また、ボールがラインアウト内でアンプレアブルになったとき、ラインアウトは終了し、スクラムによって再開される。
9 ラインアウトにおける制限
(a) オフサイド
ペナルティキック ラインアウトプレーヤーはオフサイドになってはいけない。ボールが投入されるまでは、ラインオブタッチがオフサイドラインである。ボールがプレーヤーまたは地面に触れてからは、ボールを通りゴールラインに平行な線がオフサイドラインである。
15メートルライン上でペナルティキック
ペナルティキック (b) ボールに向かって飛び上がる場合、どの方向に向かってステップしてもよいが、ラインオブタッチを越えてはならない。
15メートルライン上でペナルティキック
ペナルティキック (c) ラインアウトプレーヤーは、ボールに向かって跳び上がるために相手のプレーヤーを支えにしてはならない。
15メートルライン上でペナルティキック
ペナルティキック (d) ラインアウトプレーヤーは、ラックあるいはモールが形成された場合を除き、ボールを持っていない相手側のプレーヤーを捕らえたり、押したり、チャージしたり、妨害したりつかんだりしてはならない。
15メートルライン上でペナルティキック
ペナルティキック (e) ラインアウトプレーヤーは、タックルしようとするときおよびボールをプレーしようとするときを除き、相手プレーヤーをチャージしてはならない。
15メートルライン上でペナルティキック
フリーキック (f) ラインアウトプレーヤーは、ボールに向かって跳び上がるために味方のプレーヤーを支えにしてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (g) リフティング
ラインアウトプレーヤーは、味方のプレーヤーを持ち上げてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
  ラインアウト
   
(h) ジャンプ前のサポート
フリーキック プレーヤーは、味方のプレーヤーが跳び上がる前に、サポートしてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
(i) 投げ入れる前のサポート
フリーキック プレーヤーは、ボールが投げ入れられる前に、ボールに向かって跳び上がったり、または味方のプレーヤーをサポートしてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (j) ウェストより下へのプレグリップ
味方のプレーヤーのウェストよりも下をプレグリップしてはいけない。
15メートルライン上でフリーキック
(k) プレーヤーのサポート
ペナルティキック 跳び上がる味方プレーヤーを、後方からはパンツよりも下を、前方からは太腿よりも下を、サポートしてはいけない。
15メートルライン上でペナルティキック
(l) プレーヤーを地上におろす
フリーキック 跳び上がる味方プレーヤーをサポートするプレーヤーは、どちらかの側のプレーヤーがボールを獲得したらすぐに、そのプレーヤーをおろさなくてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (m) ラインアウトプレーヤーはタッチラインから5メートルより近い地点に立ってはならない。ラインアウトプレーヤーは、ボールが5メートル投げ入れられることを妨げてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
  ノット5メートル
  ノット5メートル
フリーキック (n) ラインアウトプレーヤーは、ボールがそのプレーヤーを越えて投げられたときに、タッチラインと5メートルラインの間へ動いてもよい。その場合、ピールオフをするとき以外は、ラインアウトが終了するまで味方のゴールラインの方向に向かって動いてはならない。
15メートルライン上でフリーキック
フリーキック (o) ボールに向かって跳び上がるプレーヤーは、ボールを捕ろうとする、あるいはノックバックしようとするためには、両手か内側の腕を用いなければらない。ジャンパーは外側の腕だけ使ってボールを捕ろうとしたり、ノックバックしようとしてはならない。ただし、プレーヤーが両手を頭上に上げてプレーする場合には、どちらの手を用いてもかまわない。
15メートルライン上でフリーキック
10 ラインアウトプレーヤー以外のプレーヤーに対する制限
ペナルティキック ラインアウトに参加していないプレーヤーは、ラインアウトが終了するまでラインオブタッチから少なくとも10メートル後方、あるいは味方のゴールラインのうち、いずれか近い方の線の後方にいなくてはならない。
ただし、2つの例外がある。
★例外1 ロングスローイン
ボールを投入する側のプレーヤーは、タッチラインから15メートルを越えて投げ入れるロングスローインのため前進してもよい。ボールを投入する側のプレーヤーが前進した場合は、相手側プレーヤーも前進してよい。
★例外2 レシーバーは、ラインアウトのギャップに走り込み、ラインアウトプレーヤーに認められているどのプレーを行ってもよい。レシーバーは、他のラインアウトプレーヤーと同様に、ラインアウトに関する反則をすれば罰せられる。
反則したチームのオフサイドライン上、反則した場所に相対した地点においてペナルティキック。ただし、少なくともタッチラインから15メートルの地点においてペナルティキック。
11 ピールオフ
定義
ピールオフとは、味方のラインアウトプレーヤーによってボールがパスまたはノックバックされるとき、プレーヤーがそのボールを受けようとしてラインアウトから離れることである。
フリーキック (a) ボールが投げ入れるプレーヤーの手を離れるまでピールオフを始めてはならない。
ラインオブタッチに沿いタッチラインから15メートルの地点においてフリーキック
フリーキック (b) ピールオフをするプレーヤーは、ラインアウトが終了するまで、ラインオブタッチとラインオブタッチから10メートルまでの間の区域内で動きつづけなければならない。
ラインオブタッチに沿いタッチラインから15メートルの地点においてフリーキック
(c) ボールが投げ入れられる前であれば、ポジションを変えてもよい。
12 ラインアウトにおけるオフサイド
(a) ラインアウトにおいては、双方、ゴールラインに平行な2種類のオフサイドラインがある。
(b) ラインアウトに参加しているプレーヤー
1つは、ラインアウトに参加しているプレーヤー(通常は、フォワードの全員か数人、スクラムハーフ、およびボールを投げ入れるプレーヤー)にとってのオフサイドラインである。ボールが投げ入れられ、プレーヤーまたは地面に触れるまでは、ラインオブタッチがオフサイドラインであり、プレーヤーまたは地面に触れた後は、ボールを通りゴールラインに平行な線がオフサイドラインである。
(c) ラインアウトに参加していないプレーヤー
もう1つは、ラインアウトに参加していないプレーヤー(通常は、バックス)にとってのオフサイドラインである。ラインオブタッチの後方10メートルでゴールラインに平行な線あるいは味方のゴールラインのうち、いずれかラインオブタッチに近い方の線が、オフサイドラインである。
これらのラインアウトにおけるオフサイドラインについての規定は、ロングスローインの場合、およびラインアウトにおいてラックまたはモールが形成された場合については、適用されない。
13 ラインアウトに参加しているプレーヤーのオフサイド
(a) ボールがプレーヤーまたは地面に触れる前
ペナルティキック プレーヤーはラインオブタッチを踏み越えてはならない。ボールがプレーヤーか地面に触れる前にラインオブタッチを踏み越えたプレーヤーは、オフサイドとなる。ただし、ボールを捕ろうと、ラインオブタッチの自陣側から跳び上がる場合を除く。
15メートルライン上でペナルティキック
(b) ボールを捕ろうとして跳び上がったが、ボールを捕れずにラインオブタッチを越えてしまったプレーヤーは、すぐにオンサイドの位置にもどれば罰せられない。
(c) ボールがプレーヤーまたは地面に触れた後
ペナルティキック 相手側のプレーヤーをタックルするまたはタックルしようとする場合を除き、ボールがプレーヤーまたは地面に触れた後に、ボールを持っていないプレーヤーが、ボールより前方に踏み出したとき、そのプレーヤーはオフサイドである。このようなタックルあるいはタックルしようとする行為は、ボールの位置より味方の側からしなければならない。
ペナルティキック (d) レフリーは、プレーヤーが、故意であるか否かにかかわらず、ボールを獲得しようとするか相手をタックルしようとせずに、オフサイドの位置に動いた場合には、ペナルティを科さなくてはならない。
ペナルティキック (e) ラインアウトに参加しているいずれの側のプレーヤーも、ラインアウトが終了するまでラインアウトから離れてはならない。
(c)・(d)・(e)15メートルライン上でペナルティキック
14 ボールを投げ入れるプレーヤー
ボールを投げ入れるプレーヤー(およびその相手側プレーヤー)は、次の4つのいずれかを選択しなくてはならない。
(a) タッチラインから5メートル以内にとどまる。
(b) ラインオブタッチの後方10メートルのオフサイドラインの後方に退く。
(c) ボールが投げられた後、直ちにそのラインアウトに加わる。
(d) レシーバーの位置に動く。ただしこれは、他のプレーヤーがレシーバーの位置にいない場合に限る。
これら以外の位置への移動は、オフサイドとなる。
15 ラインアウトに参加していないプレーヤーのオフサイド
(a) ラインアウト終了前
ペナルティキック オフサイドラインは、ラインオブタッチの後方10メートルまたは味方のゴールラインのうち、いずれか近い方の線である。
ラインアウトが終了する前に、ラインアウトに参加していないプレーヤーがオフサイドラインを踏み越えた場合、そのプレーヤーはオフサイドとなる。
反則したチームのオフサイドライン上、反則した場所に相対した地点においてペナルティキック。ただし、少なくともタッチラインから15メートルの地点においてペナルティキック。
(b) ボールが投げ入れられた時点でオンサイドではないプレーヤー
ペナルティキック ボールを投げ入れるプレーヤーは、味方のプレーヤーがオフサイドラインまで下がる前に、ボールを投げ入れてもよい。ただし、すみやかにオンサイドの位置まで下がろうとしないプレーヤーは、オフサイドとなる。
反則したチームのオフサイドライン上、反則した場所に相対した地点においてペナルティキック。ただし、少なくともタッチラインから15メートルの地点においてペナルティキック。
★例外 ロングスローイン
ラインアウトにおけるオフサイドには例外が一つある。これは、ボールが15メートルラインを越えて投げ入れられた場合に適用される。ボールが投げ入れるプレーヤーの手を離れれば直ちに、投げ入れる側のプレーヤーはいずれもボールを捕るために前進してよい。
すなわち、ロングスローインの場合、ラインアウトに参加しているプレーヤーは15メートルラインを越えて、また、ラインアウトに参加していないプレーヤーはオフサイドラインを越えて、動くことができるということである。
その場合、相手側プレーヤーもそれに応じて動くことができる。
ペナルティキック ただし、ロングスローインされるボールを捕ろうと15メートルラインあるいはオフサイドラインを越えて動いたプレーヤーは、ボールが15メートルラインを越えて投げられなかった場合にはオフサイドとなる。
ラインアウトに参加しているプレーヤーのオフサイドについては、15メートルライン上でペナルティキック。ラインアウトに参加していないプレーヤーのオフサイドについては、反則したチームのオフサイドライン上、反則した場所に相対した地点においてペナルティキック。ただし、少なくともタッチラインから15メートルの地点においてペナルティキック。
16 ラインアウトでのラックまたはモールにおけるオフサイド
(a) ラインアウトでラックまたはモールが形成された場合、ラインアウトに参加しているプレーヤーにとってのオフサイドラインは、ボールの線ではなくなり、ラックまたはモールに参加している味方の最後尾の足を通る線である。
(b) ラインアウトに参加していないプレーヤーにとってのオフサイドラインは、ラインオブタッチの後方10メートルまたは味方のゴールラインのうち、いずれか近い方の線である。ラインアウトでラックまたはモールが形成されても、ラインアウトは終了しない。
(c) ラックまたはモールに参加しているプレーヤーのすべての足が、ラインオブタッチを越えて移動したとき、ラインアウトは終了する。
ペナルティキック (d) ラインアウトに参加しているプレーヤーは、ラックもしくはモールに参加する、またはオフサイドラインまで下がってそこにとどまる、のいずれかをしなければならない。これに反するとき、そのプレーヤーはオフサイドとなる。
15メートルライン上でペナルティキック。
ペナルティキック (e) 上記以外は、ラックおよびモールの規定を適用する。プレーヤーは相手側からラックまたはモールに加わってはならない。
ペナルティキック
ペナルティキック プレーヤーが、オフサイドラインの前からラックまたはモールに加わった場合、そのプレーヤーはオフサイドとなる。
15メートルライン上でペナルティキック
(f) ラインアウトに参加していないプレーヤー
ペナルティキック ラインアウトでラックまたはモールが形成された場合、ラックまたはモールに参加しているすべてのプレーヤーの足が、ラインオブタッチを越えて移動したとき、ラインアウトは終了する。
ラインアウトが終了するまで、オフサイドラインは、ラインオブタッチの後方10メートルまたは味方のゴールラインのうち、いずれか近い方の線である。
オフサイドラインを踏み越えたプレーヤーは、オフサイドとなる。
反則したチームのオフサイドライン上、タッチラインから少なくとも15メートルの地点においてペナルティキック。


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