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HOME | ルール | 競技規則 2006-2007| 第17条 モール
ルール
競技規則
『競技規則 2006-2007』
第17条 モール MAUL
定義

モールは、ボールを持っているプレーヤーが、相手側の1人またはそれ以上のプレーヤーに捕らえられ、ボールキャリアーの味方1人またはそれ以上のプレーヤーがボールキャリアーにバインドしているときに発生する。つまり、モールには少なくとも3人のプレーヤーが必要で、3人とも立っていなければならない。3人とはボールキャリアーと双方から1人ずつのプレーヤーである。参加しているすべてのプレーヤーはモールの中に引き込まれているか、バインドされていなければならず、かつ立ったまま、ゴールラインの方向に前進していなければならない。オープンプレーは終了する。

1 モールの形成
(a) どこで モールはフィールドオブプレー内でのみ発生する。
  モール
  モール
  モールは形成されていない
  モールは形成されていない
  モールは形成されていない
  モールは形成されていない
2 モールへの参加
フリーキック (a) モールに参加するプレーヤーは、頭と肩を腰よりも低くしてはならない。
フリーキック
ペナルティキック (b) プレーヤーは、ただ単にモールのそばにいるだけではなく、モールの中に引きこまれているか、バインドされていなければならない。
ペナルティキック
ペナルティキック (c) モールの中で他のプレーヤーに手をかけていることはバインドしていることにはならない。
ペナルティキック
ペナルティキック (d) モールの中のプレーヤーは、立っていようと努めなければならない。モールの中のボールキャリアーは、地面に倒れてもよいが、直ちにボールをプレー継続可能な状態にしなければならない。
ペナルティキック
ペナルティキック (e) プレーヤーは故意にモールをくずしてはならない。これは危険なプレーである。
ペナルティキック
ペナルティキック (f) プレーヤーはモールの上に飛びかかってはならない。
ペナルティキック
3 その他の反則
ペナルティキック (a) プレーヤーは相手側のプレーヤーをモールの中から引きずり出そうとしてはならない。
ペナルティキック
フリーキック (b) プレーヤーはボールがモールの中にある間に、あたかもボールがモールから出たと相手側に思わせるような素振りをしてはならない。
フリーキック
4 モールでのオフサイド
(a) オフサイドライン
双方のチームに1本ずつ、ゴールラインに平行して2本のオフサイドラインが発生する。それぞれのオフサイドラインはモールの中の最後尾の足を通る。最後尾の足が、ゴールライン上、またはゴールラインの後方にある場合、防御側のオフサイドラインはゴールラインとなる。
ペナルティキック (b) プレーヤーはオフサイドラインの後方から参加するか、ただちに後方に下がらなければならない。プレーヤーがモールの横でうろうろしている場合、そのプレーヤーはオフサイドである。
反則をした側のオフサイドライン上でペナルティキック
(c) モールに参加するプレーヤー
ペナルティキック モールに参加するプレーヤーはすべて、モールの中の最後尾の味方の足の後方から参加しなければならない。プレーヤーはこの最後尾のプレーヤーに並んでモールに参加してもよい。プレーヤーが相手側からモールに参加したり、味方の最後尾の前方に参加した場合、そのプレーヤーはオフサイドである。
反則をした側のオフサイドライン上でペナルティキック
(d) モールに参加していないプレーヤー
ペナルティキック プレーヤーがオフサイドラインの前方にとどまりモールに参加していない場合、そのプレーヤーは直ちにオフサイドラインの後方に退かなければならない。オフサイドラインの後方にいるプレーヤーが、オフサイドラインを踏み越え、しかもモールに加わらない場合、そのプレーヤーはオフサイドとなる。
反則をした側のオフサイドライン上でペナルティキック
(e) モールから離れるか、モールに再び参加しようとするプレーヤー
ペナルティキック プレーヤーがモールから離れた時は、そのプレーヤーは直ちにオフサイドラインの後方に下がらなければならない。そうしない場合そのプレーヤーはオフサイドとなる。味方の最後尾の前方でモールに再び参加すれば、そのプレーヤーはオフサイドである。プレーヤーは味方の最後尾に並んでモールに再び参加してもよい。
  ラックおよびモールにおけるオフサイド
  ラックおよびモールにおけるオフサイド
反則をした側のオフサイドライン上でペナルティキック
5 モールの終了
モールは、ボールがモールから出るか、あるいはボールキャリアーがモールから離れたときに終了する。ボールが地上についた場合、またはモールの中のボールがゴールライン上にあるか、または越えてインゴールに入った場合にモールは終了する。
6 モールの終了(スクラムへの移行)
(a) モールの中のボールが停止したままであるか、前進が止まり5秒経過したとき、モールは終了しスクラムが命じられる。
(b) ボールがアンプレアブルとなるか、または不正なプレーの結果としてではなく、モールがくずれ、スクラムが命じられたとき、モールは終了する。
(c) モール後のスクラム
モール開始時にボールを持っていなかった側がボールを入れる。モール開始時にどちらの側がボールを持っていたかをレフリーが判断できない場合には、モールが停止する前に前進していた側がボールを入れる。どちらの側も前進していなかったときは、攻撃側がボールを入れる。
(d) モールが停止したままであるか、前進が止まり5秒経過しても、ボールが動いていることをレフリーが目で確認できる場合には、ボールが出るために適当な時間の余裕をレフリーは与えてもよい。適当な時間内にボールが出なければスクラムが命じられる。
(e) モールの前進が止まっても、5秒以内であれば再びモールを前方へ動かしても良い。モールを2回目に押しなおして再びモールの前進が止まっても、ボールが動いていることをレフリーが目で確認できる場合には、ボールが出るために適当な時間の余裕をレフリーは与えてもよいが、ボールが出なければスクラムが命じられる。
(f) モールの中のボールがアンプレアブルとなれば、レフリーはボールの奪い合いを長く認めてはならない。スクラムが命じられる。
(g) モールの中のボールキャリアーが、地面に片膝または両膝をついたり、地面に腰を下した場合を含めて、地上に倒れた場合には、直ちにボールがプレー継続可能とならない限りスクラムを命じる。
(h) キックされたボールをキャッチしたプレーヤーが捕らえられて形成されたモール
キックオフまたはドロップアウトを除き、相手側のキックしたボールを直接キャッチしたプレーヤーが直ちに相手側に捕らえられても、モールは形成される。そのモールが停止したままであるか、前進が止まり5秒経過したとき、あるいはボールがアンプレアブルとなった場合には、スクラムが命じられる。ボールをキャッチした側がボールを入れる。
「相手側のキックしたボールを直接キャッチする」とは、プレーヤーがボールをキャッチする前に、ボールが他のプレーヤー、または地面に触れていないことをいう。モールがインゴールに入り、ボールがタッチダウンされるか、またはアンプレアブルとなった場合、5メートルスクラムを組む。攻撃側がボールを入れる。


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