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HOME | ルール | 競技規則 2006-2007| 第16条 ラック
ルール
競技規則
『競技規則 2006-2007』
第16条 ラック RUCK
定義

ラックとは、双方の一人またはそれ以上のプレーヤーが立ったまま、身体を密着させて、地上にあるボールの周囲に密集するプレーのことをいう。オープンプレーは終了する。
ラッキングとは、ラックに参加しているプレーヤーが、不正なプレーを行うことなく、足を使ってボールを獲得またはキープしようとすることをいう。

1 ラックの形成
(a) どこで ラックはフィールドオブプレー内でのみ発生する。
(b) どのようにして プレーヤーは立っていなければならない。
少くとも1人のプレーヤーが相手側プレーヤーの1人と身体を密着させていなければならない。ボールは地上にある。
  ラック
  ラック
  ラック
  ラック
2 ラックへの参加
フリーキック (a) ラックを形成しようとするプレーヤー、ラックに参加しているプレーヤー、および新たに参加しようとするプレーヤーは、頭と肩を腰よりも低くしてはならない。
フリーキック
ペナルティキック (b) ラックに参加しているプレーヤーは、少なくとも片方の腕は、腕全体を使って、ラックの中の味方のプレーヤーの身体にまわして、バインドしなければならない。
ペナルティキック
ペナルティキック (c) ラックの中で他のプレーヤーに手をかけていることはバインドしていることにはならない。
ペナルティキック
ペナルティキック (d) ラックを形成しようとするプレーヤー、ラックに参加しているプレーヤー、および新たに参加しようとするプレーヤーは、立っていなければならない。
ペナルティキック
3 ラッキング
ペナルティキック (a) ラックの中のプレーヤーは立っていようと努めなければならない。
ペナルティキック
ペナルティキック (b) プレーヤーはラックの中で故意に倒れたり、膝をついてはならない。これは危険なプレーである。
ペナルティキック
ペナルティキック (c) プレーヤーは故意にラックをくずしてはならない。これは危険なプレーである。
ペナルティキック
ペナルティキック (d) プレーヤーはラックの上に飛びかかってはならない。
ペナルティキック
フリーキック (e) プレーヤーは頭と肩を腰より低くしてはならない。
フリーキック
ペナルティキック (f) ボールをラッキングするプレーヤーは、地面に横たわっているプレーヤーをラッキングするのではなく、またぐように努めなくてはならず、故意に踏んではならない。プレーヤーはボールに近接してのみラッキングすることができる。
危険なプレーとしてペナルティキック
4 その他の反則
フリーキック (a) プレーヤーはラックの中へボールを戻してはならない。
フリーキック
ペナルティキック (b) プレーヤーはラックの中のボールを手で扱ってはならない。
ペナルティキック
ペナルティキック (c) プレーヤーはラックの中のボールを脚で拾い上げてはならない。
ペナルティキック
ペナルティキック (d) ラックの中、またはラックに近接して地上に横たわっているプレーヤーは、ボールから離れようと努めなければならない。これらのプレーヤーは、ラックの中のボール、またはボールがラックから出てくるのを妨害してはならない。
ペナルティキック
ペナルティキック (e) プレーヤーはラックから出てくるボールの上に、またはそのボールを越えて倒れ込んではならない。
ペナルティキック
フリーキック (f) プレーヤーはボールがラックの中にある間に、あたかもボールがラックから出たと相手側に思わせるような素振りをしてはならない。
フリーキック
5 ラックにおけるオフサイド
(a) オフサイドライン
双方のチームに1本ずつ、ゴールラインに平行して2本のオフサイドラインが発生する。それぞれのオフサイドラインはラックの中の最後尾の足を通る。最後尾の足が、ゴールライン上、またはゴールラインの後方にある場合、防御側のオフサイドラインはゴールラインとなる。
ペナルティキック (b) プレーヤーはオフサイドラインの後方からラックに参加するか、ただちに後方に下がらなければならない。プレーヤーがラックの横でうろうろしている場合、そのプレーヤーはオフサイドである。
ペナルティキック
(c) ラックに参加するプレーヤー
ペナルティキック ラックに参加するプレーヤーはすべて、ラックの中の最後尾の味方の足の後方から参加しなければならない。プレーヤーはこの最後尾のプレーヤーに並んでラックに参加してもよい。プレーヤーが相手側からラックに参加したり、最後尾の味方の前方に参加した場合、そのプレーヤーはオフサイドである。
反則をした側のオフサイドライン上でペナルティキック
(d) ラックに参加していないプレーヤー
ペナルティキック プレーヤーがオフサイドラインの前方にとどまりラックに参加していない場合、そのプレーヤーは直ちにオフサイドラインの後方に退かなければならない。オフサイドラインの後方にいるプレーヤーが、オフサイドラインを踏み越え、しかもラックに加わらない場合、そのプレーヤーはオフサイドとなる。
反則をした側のオフサイドライン上でペナルティキック
  ラックやモールにおいて、自チームの最後尾のプレーヤーの足を通過してオフサイドラインが形成される。黄・緑のジャージーを着た写真右側のプレーヤーはオフサイドである
  ラックやモールにおいて、自チームの最後尾のプレーヤーの足を通過してオフサイドラインが形成される。黄・緑のジャージーを着た写真右側のプレーヤーはオフサイドである
6 ラックの終了
ラックは、ボールがラックから出るか、あるいはラックの中のボールがゴールライン上にあるか、または越えてインゴールに入った場合に終了する。
7 ラックの終了(スクラムへの移行)
(a) ボールがアンプレアブルとなりスクラムが命じられたとき、ラックは終了する。
ラックの中のボールがアンプレアブルとなる直前に前進していたチームがボールを入れる。
ラックの中のボールがアンプレアブルとなる直前に、どちらのチームも前進していなかったり、どちらのチームが前進していたかレフリーが判断できないときは、ラックの前に前進していたチームがボールを入れる。
どちらのチームも前進していなかったときは、攻撃側のチームがボールを入れる。
(b) レフリーはスクラムを命じる前に、ボールがラックから出るのに適当な時間の余裕を見なければならない。特にいずれかのチームが前進している場合には大切である。ラックが停止したり、ボールが適当な時間内にラックから出ないとレフリーが判断した場合には、スクラムを命じなければならない。


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