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競技規則
競技規則に関する通達
平成18年12月14日
日本ラグビーフットボール協会専務理事 真下昇


現在施行されております平成18年度『競技規則』に関し、このほどIRBより下記の通達がありましたので、お知らせ致します。今通達の趣旨を理解の上、各チームでの徹底をお願い申し上げます。


1.競技規則の適用(ルーリング)についての通達

1)第10条4 危険なプレー、不行跡 (e)危険なタックル

<状況>タックラーは、相手の肩より低い部分にタックルを行った(あるいは試みた)が、続く動作の中でそのタックラーの腕がタックルされた相手の頭部あるいは頚部に当たる危険なタックル局面と成った場合の判定。

<IRB通達>レフリーはタックル当初の動き(意図)ではなく、結果で判断する。この場合は結果として頭部・頚部への危険なタックルと判断し、罰のオプションは、PKのみ、PKとイエロー、あるいはPKとレッドとする。

2)第10条4 危険なプレー、不行跡 (n)フライングウエッジ

<状況>ラインアウトキャッチして着地後、リフターがバインドしてボールキャリア〔ジャンパー〕に着き前方に進む。このとき相手側の選手の誰もボール争奪にも、ボールキャリア側にもタッチしていない状態はフライングウエッジか。

<IRB通達>相手側がキャリアー側にタックルもコンタクトも仕掛けてない状態で、キャリアー側が相手のタックル・コンタクトを妨げなければプレーは続く(フライングウエッジとみなさない)。しかし、ボールが最初のキャリアーから別の選手に渡り、前方にいた選手が相手側のタックルを妨げるならばPK(オブストラクション)となる。リフターが、着地したジャンパーの前方に位置して相手のタックル、コンタクトを妨げる場合もPKとなる。

3)第4条 プレーヤーの服装

<IRB通達>

  1. ジャージ:上半身を覆う身体にフィットするシャツであり、パンツや肌着類と一体化していないもの。
  2. パンツ:腰から膝上までの長さでゴム製またはヒモ製のバンドでとめる。ジャージ、肌着類と一体化していないもの。
  3. 肌着類:腰から膝上までの長さで、肌に直接、またパンツの内側に身につける。ジャージ、パンツと一体化してないもの。


2.第20条 スクラムに関する競技規則改正に関する通達

背景;スクラムでの安全性の確保を目的として、2006年11月のIRB理事会にて次の改正が承認され、2007年1月1日から発効する。なお、全てのレベル(ユースからシニアまで)で「クラウチ」「タッチ」「ポーズ」「エンゲージ」4段階の導入とする。

⇒ただし、日本協会ではシーズン中の混乱を防ぐため、本改正の施行を2007年4月1日からとし、それまでの間は、現行の競技規則を「国内特別ルール」として継続施行するものとする。

競技規則改正点;第20条1(h)

「クラウチ」でフロントローは腰を落とした充分な姿勢をつくる。「タッチ」で、フロント1・3番は外側の腕で、相手の肩の外側に軽く触れ、その後、離す。レフリーは「ポーズ」のコールで充分な静止状態を確認した上で、「エンゲージ」をコールする。「エンゲージ」は命令ではなく、フロント同士で準備ができたら組み合ってよい、というコールである。

解説:

  • 「クラウチ」では双方のフロントローは膝を充分に曲げ腰を落とし、同じ高さを維持し静止していなければならない。肩のラインはゴールラインと平行であること。頭部・肩の位置は腰より低くならないことに留意する。
  • 「タッチ」では相手を掴んだり押したりせず、距離を確認した後はすぐに腕を下すこと。
  • 「ポーズ」における静止状態は必須である。
  • 「エンゲージ」で組み合う際、遠い位置から「飛び込む」行為をしてはならない(危険なプレーでPK)。
  • 組み合ったら直ぐにフロントロー同士は正しく相手にバインドする。

※ レフリーは試合前のブリーフィングで両チームのフロントロー・スクラムハーフとスクラムを安全に組むための手順・留意点を確認すること。


なお、本改正につきましては、IRBのホームページで確認することができます。

(2006.12.14)

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